6年夏期講習はただただ辛い(算数が)

お盆期間にようやく落ち着きましたが、6年夏休み前半はただただ辛い日々でした。

別途夏の過ごし方やら志望校別やらまとめたいと思ってますが、この記事は心の叫びを。

 

予め保護者会でも先生方からかなり脅されていましたが、算数が本当に大変。理由は以下の2点からになります。

1.そもそも難易度が高い

2.毎日テストがあり、悪いと居残りになる

 

1.そもそも難易度が高い

どうやら通常授業としては、夏期講習が算数の難易度が最も高いらしいです。

ただ、これまで算数が定着している子からしたら、少し歯応えがある問題が増えた、くらいの感覚だと思います。

通常授業の3-6枚目くらいの問題が、1枚目に単問形式で10問くらいあります。その後2-6枚目まではそれより少し難易度高い、または応用の問題となります。

親目線で見ると、手順が1-2追加されたくらいなのでそこまで警戒不要ですが、通常授業でその単元が定着していない子だと、夏期講習の授業についていくのが精一杯ではないかと思われます。

 

2.毎日テストがあり、悪いと居残りになる

そして最大の問題はこちら。上記の通り、ついていくのが精一杯にも関わらず、翌日には居残りテストがあり、合格点を取らないと居残りテストを受ける羽目になります。

夏期講習は13:30-19:00となるため、移動を除くと絞りに絞っても勉強時間は6-7時間程度しかなく、そこで定着させる必要があります。

居残りテストを受ける羽目になると、子ども目線では本当に屈辱・苦痛らしく避けたい。親目線ではそこでさらに1時間削られることになるのは避けたい。ということで、必死に勉強することになるわけです。

うちの場合は、ざっくりは7:30-12:30、20:00-22:30くらいを勉強時間として捻出してました。

ご家庭によってはもっと朝型でしょう。

 

正直、この強度で勉強(それ以外でもいいですが)することはなかなか無いと思うので、良い経験だなと思いますが、自立して勉強できるお子さんでない限り、伴走する親もかなり巻き込まれるので、本当に辛い記憶しかありません。

 

この成果は夏にすぐに出るわけではないと言われているものの、これだけの密度をやり切ること自体が貴重だと(繰り返しになりますが)思える夏休み前半でした。

 

こんな辛い夏期講習期間のモチベーション維持という意味で、以下の二冊が心の支えになりました。

一冊はいつもいつもおすすめしてますが(笑)

 

二月の勝者 ー絶対合格の教室ー(4) (ビッグコミックス)

こちら夏期講習は4-5巻くらいなのですが、4巻の33話に先輩が来る回(七月の先輩)があり、そこの「自分にこう言ってやりたい。『あの時もっとやっておけばよかった』なんて受験、絶対するなよ…って。」というセリフは弛緩する夏休みによい刺激になると思います。

 

私学の校舎散歩 (進学レーダーブックス)

こちらは学校のイメージが丁寧なイラストでわかる本。

志望校探しもですが、有名中をやるときも、知っている学校が出てくるとテンションがあがります。

入塾テストは大変。サピックスも、グノーブルも。(小3~新小4)

新小4から中受塾に通わせることを決めたあと、深く考えずに説明会兼入塾テストに行きました(サピックスは当時はコロナ対策化で説明会はオンライン。記憶違いで合格後のみの案内の可能性も)。思えばこれが中受沼への入り口だったかもしれません。

 

ほぼ無対策で受けた結果、サピックスもグノーブルも落ちた

正直全く想定していなかったのですが、両塾ともに初回落ちました。

サピックスは問題が配られ、子どもの解答を見るにつけ、対策が必要なことを痛感しました。

グノーブルは配られなかったのですが、子どもの話では似ているというものだったので、両方を同じ対策することにしました。

ちなみに試験問題は算数は計算や1行問題と思考問題、国語は漢字や言葉問題と読解ですが、どちらも基礎問題で落とさなければ合格基準点(45%程度、ただし回によって変わるかもしれません。当時はサピックスは140点以上/300点満点)は超えられるような問題でした。

 

対策をした結果、二回目の入塾テストは両塾ともに無事に合格

二回目は対策を行なったため、無事合格しました。

まさか入塾テストに落ちると思っていなかったところから、暗中模索の中で掴んだ合格だったので、とても嬉しかったです。そもそもブログやTwitterでも入塾テスト落ちたなんて聞かなかったので情報も全然なく、今思えば大した話ではないのですが、なかなか辛い時期でした。

 

具体的な対策

具体的な対策としては、

・市販の難易度高めの問題集( トップクラス問題集Z会グレードアップ問題集)

・中学受験入塾対策特化の参考書(中学受験 入塾テストで上位クラスに入るスタートダッシュ[算数][国語])

サピックスの校舎で買えるSAPIXメソッド 算数絶対基礎力の完成 パワーアップトレーニング

を併用しました。

思考系問題の対策として、きらめき算数脳も考えましたが、うちは逆効果でした。思考問題では、グノーブルのG脳-トレーニングの方が取っつきやすい印象です。

 

検討したけどやらなかった対策

個別指導などに行こうかと迷った時期もありましたが、当たり前ですがサピックスやグノーブルの入塾テストのカリキュラムがあるはずもなく(もしかしたらどこかにあるのかもしれませんが)、相談をしに行ってもポカンとされるだけで、意味のある対策を行うことができなかったため、お試し期間で終了しました。

 

ということで、今は受験勉強が大変でも塾に相談できますが、入塾テスト対策は当然ながら相談できる相手がいないという意味で、繰り返しになりますが、非常にきつい時期でした。

ふらっと準備をせずに入塾テストを受けても落ちるのは当たり前だということも含めて、少しでもそこに悩む一部の方の参考になればと思います。

 

なぜグノーブルか?

うちは新小4のタイミングから通塾を初めました。当時はグノーブル以外にサピックス早稲田アカデミー日能研四谷大塚、栄光ゼミナールの中から、サピックス、早稲アカ、グノに絞って検討を行いました。

グノーブルを選んだ理由は以下の通りです。

  1. 通いやすいサピックス校舎が既に埋まっていた
  2. 習い事の都合上、通塾日数を減らしたかった
  3. 学習システム(文理クラス分けや国語の記述力強化・社会の進度など、カリキュラム)
  4. 説明会等で親身・気合を感じた

当然ながら同じ子が同じタイミングでサピックスや早稲アカに通った経験があるわけではないため、あくまでn=1の意見としてですが、現時点(6年春)での考えを書きます。

今後考えが変わったら、追記にてアップデートします。

 

1.通いやすいサピックス校舎が既に埋まっていた

これはそのまんまです。ただし、時期によって実は空いていたり、順番待ちすれば入れたりするので、今思うとそれほど大きな論点ではない

2.習い事の都合上、通塾日数を減らしたかった

小5で通塾日数が2日で済むことは我が家にとっては大きなメリットでした。

家庭学習の負荷についてはそれほど変わらないのではないか、と思うと、6年になって習い事をやめて通塾日数が増えてからの集中力の高まりや今後の伸びしろがあるような気がします。

ただし成果があるかわかりませんが。。。

3.学習システム(文理クラス分けや国語の記述力強化・社会の進度など、カリキュラム)

総じてポジティブです。

・文理クラス分け:片方に得意科目が寄っているタイプだったので、片方で上位クラスになり自信が湧くのは良かった一方で、不得意科目は成績が悪くても良い、というマインドになる側面も。

・国語の記述力強化:これは実感しているし外部模試でも成果が出ている印象です。

・社会の進度:結局スパイラル学習なので、あまり進度そのものの速さは実感していない気がします。

4.説明会等で親身・気合を感じた

説明会の担当の先生は本当に話が上手いし、熱を感じました。通ってからもそこは変わりません。

受付の方も生徒一人一人の顔と名前が一致してるのではないかと思うくらい親身なので、ここもポジティブです。

 

このように、当初グノに期待していた部分の多くは満たされている印象で、満足しています。

 

自己紹介とブログの説明

名前:御三家パパ

自身の略歴:御三家→国立大学

子ども:公立小2024受験男子。グノーブルに通塾中

もともとTwitterスタートです。

twitter.com

 

中学受験のログと苦悩をtwitterで呟くだけでなくブログにまとめることで自身が振り返りやすくすること、および、事例を共有することで中受というイベントの苦楽を分かち合うため開設。

また開設時点ではグノーブル信者であるため、あまり情報がない当該塾についての感想を残しておこうと思った。

 

本ブログにおいては、読む方にイメージが伝わるレベルでの情報開示を原則とし、具体的な成績は公開しないのと、各受験結果および進学先についても公開しない。(一部、前受けについては公開するかもしれない)